雪中キャンプは子どもも大人も憧れます。寒くて風邪をひきそうというイメージがありますが、実際はむしろ汗をかくくらい燃える雪遊び。今回は子どもと雪中キャンプを楽しむための親の心得や、必要なアイテムを紹介します。雪中キャンプ、是非おすすめですよ!
子どもと雪中キャンプを楽しむ~親の心得5か条
服は濡れるもの
雪中キャンプでは、子どもは寒さなんて気にならずにガンガン雪と触れ合おうとします。せっかく雪の世界を楽しみに来たので、ここはひとつ「着替えを多く持ってくる」ことで対処しましょう。雪遊びで濡れることくらい想定内。靴下からパンツまでもびしょ濡れになります。雪遊びはこれで終わり!という一区切りのタイミングで着替えましょう。ちょっと濡れているだけでも冷えるので注意してくださいね。
子どもと一緒に本気で遊ぶ
子どもの写真や動画ばかり撮っていないで、大人も思いっきり雪で遊んじゃいましょう!子どももよろこびますし、親も童心に返れて心から楽しめます。楽しい雪中キャンプはいつまでも家族の思い出として記憶に残ります。
子どもから目を離さない
雪中キャンプは楽しい反面、危険がたくさん潜んでいます。雪の先は崖だったり、足が雪にハマってしまい抜けなくなったりすることがあります。兄弟や複数人の子どもで遊ぶと、テンションが上がって普段はしないようなことをする可能性もあるので、温かい目で見守ってあげることが大切です。また、子どもは雪遊びに夢中になって寒さを忘れてしまうので、唇の色が変色したり小刻みに震えるなど見た目の変化に注意してあげてください。
水分補給をしっかりする
雪遊びは空気が乾燥していることもあって、意外と喉が渇きます。子どもが喉が渇いたと気づくのは遅いので、温かい飲み物を水筒などに入れて持ち歩いたり、テントに戻って一旦ブレイクしたりするなどして水分補給をしましょう。雪で遊ぶと汗をかくこともあるので水分補給は大切です。
すぐに暖がとれるようにしておく
雪遊びは汗をかくほどの運動量なので、すぐに暖かくなります。遊んでいるときは衣類が濡れていても気になりませんが、我に返ったときにとんでもない冷えが襲ってきます。冷えた体を温めるために、着替えをしてストーブに当たったりこたつに入るなどしてすぐに暖がとれるようにしておく必要があります。ファミリーでの雪中キャンプは、電気ストーブや電気毛布がすぐに使えるので電源サイトがおすすめです。
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子どもと雪中キャンプを楽しむ~マストアイテム
スキーウェア
普段着はすぐに濡れて下着まで浸透してきてしまうので、雪遊びにスキーウェアはマストアイテムです。ただ、スキーウェアは着用機会が少なくすぐにサイズアウトしてしまうので、リサイクルショップを利用するのも手です。
スノーブーツ
スニーカーは足元が寒くすぐにベタベタになり、なにより滑るので歩きにくいので雪中キャンプには不向き。長靴は足口から雪が入ってきてしまいます。やはり雪遊びにはスノーブーツがマスト。こちらもすぐにサイズアウトしてしまうので、大きめサイズを購入したりシーズンオフ前のセールで買うのがおすすめです。
スキー用手袋
雪を思い切り楽しみたいなら、防水性・撥水性のある手袋がマスト。つい手袋が濡れてしまって、素手でいいやと遊んでいると、手先が冷えてしもやけになります。手袋をしていたとしても、しもやけになることもあるので注意してください。小さなお子さんは三トンタイプでも大丈夫ですが、やはり五本指の手袋が扱いやすいです。
ネックウォーマー
首元から冷気が入ってくると一気に体感温度が下がるので、ネックウォーマーがおすすめ。口元まで覆えるのでくちびるの乾燥も防げます。
リップクリーム・ハンドクリーム
冬の空気は乾燥していて、さらに風が吹いているとすぐにくちびるが痛くなってきます。子ども用リップを塗っておけばくちびるの乾燥を防げます。また手も乾燥してガサガサになり、ひどい場合は湿疹となってかゆくなることがあるので、ハンドクリームで保湿してあげましょう。
子どもと雪中キャンプを楽しむ~あると便利なアイテム
防水スプレー
スキーウェアや手袋、スノーブーツに防水スプレーをしておくと、さらに防水力がアップします。冬場は濡れた衣類はなかなか乾かないので、濡れを最小限に留めるためにも防水スプレーは有効です。
カイロ
ポケットにカイロをしのばせておくと、冷えた手をすぐに温められます。寒がっているときは首や背中などを温めてあげてください。
ソリ
ソリがあると一気に雪遊びが楽しくなります。ただし荷物になるので、極力荷物を増やしたくない場合は、キャンプ場にソリがあるかどうか確認しておきましょう。ただ、たくさんの子どもがいるとなかなか使えない場合もあるので、マイソリはおすすめ。軽量タイプもあります。
スコップ
かまくらを作ったり、雪でオブジェを作るときにはスコップがあると重宝します。その他にもテント設営時に除雪したり地固めをするときにも使えます。
ロープ
雪遊びで濡れた衣類を乾かすには、衣類をかけるロープがあると便利です。ただし冬場は外に干せないので、テント内もしくは車内に干します。テントの形状によってはローピングできないので、そういった場合はストーブの近くで椅子にかけるなどして乾かします。
ハンガー・洗濯ばさみ
衣類をロープに掛けて乾燥させるには、ハンガーや洗濯ばさみがあるとキレイに干せます。夏場も濡れた衣類や水着を干すのに使えるので、オールシーズン使えます。
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