暑い時期、水筒にスポーツ飲料を入れてゴクゴク喉を潤したいですよね。でもスポーツ飲料などの酸性の飲み物を金属製の水筒に入れると中毒の危険があることをご存知ですか?スポーツ飲料を入れてOKの水筒や、水筒の正しいお手入れ方法も紹介します。
水筒にスポーツ飲料入れたくなりますよね…
暑い時期の運動会や部活動、アウトドアなどは水筒にスポーツ飲料を入れて持ち歩きたくなりますよね。実はこれ、注意が必要なんです。暑い季節に入るタイミングで学校から「スポーツ飲料を水筒に入れないでください」との手紙が…。
よく使う金属製の保冷・保温が魅力の水筒はフッ素コーティングされているので、メーカーが安全性を認めている水筒はスポーツドリンクを入れてもOKとされています。ところが完全に大丈夫とは言い切れない事実があります。
水筒にスポーツ飲料を入れてはいけない理由
水筒の内部に傷やサビがあると、スポーツドリンクや果汁飲料、乳酸菌飲料などによって金属が溶け出し中毒症状のリスクがあります。 また、炭酸飲料もガスが発生するため、炭酸飲料を入れて蓋をすると、水筒に入れた炭酸飲料が膨張して蓋が開かなくなったり、破裂してしまうことも。
水筒にスポーツ飲料を入れた後のお手入れ方法
スポーツ飲料を入れてもOKな水筒おすすめ3選
スポーツ飲料対応の水筒はたくさん販売されています。スポーツ飲料に対応できる水筒とは、水筒内部にフッ素コーティングを施し、スポーツ飲料の塩分によるサビを防げます。ただし、いくらスポーツ飲料対応とはいえ、水筒内部に傷がついているなどしてコーティングがはがれていると危険ですので注意してください。
【タイガー】ステンレスボトル「サハラ」1.2ℓ
保冷専用の1.2ℓステンレスボトル。あったらいいなの機能がすべて揃ったおすすめの水筒です。片手で簡単に開けられる蓋、蓋を閉めれば自動でロックがかかるオートロック機能。付属のポーチ(カバー)は持ち手つきで扱いやすく、さらにネットに入れて洗濯できるので清潔に保てます。何よりうれしいのがポーチは底が丈夫に作ってあること。水筒は使えるのにポーチが破れてしまったという事態を回避できます。
1.5ℓサイズもあります!
【サーモス】真空断熱スポーツボトル 1.5ℓ
飲み物の流れをよくする空気穴で飲み口をくわえても、一気に飲める新構造の飲み口です。ねじれにくく、肩に優しい幅広ストラップのハンディポーチ(カバー)付き。こちらのカバーも摩擦に強い素材で底が丈夫に作られているところが魅力です。カラーリングがおしゃれなので幅広い年代のお子さんに使えます。
【サーモス】真空断熱スポーツジャグ 2ℓ
大容量で持ち運びに便利な持ち手がうれしいサーモスの2ℓ真空断熱スポーツジャグ。口径が大きく大きな氷もガンガン入れられます。ワンタッチで簡単に蓋が開けられ、ツートンカラーのロックリングでロックされているのがわかりやすく設計されています。もっと容量が欲しい人に、同タイプの2.5ℓ・3ℓバージョンあり!
冷たいスポーツ飲料を水筒に入れずに持ち歩く方法
ペットボトルクーラーを使う
冷たいペットボトルスポーツ飲料を水筒に入れずに持ち歩くには、ペットボトルクーラーを使うのがおすすめ。お出掛け前に冷蔵庫で冷やした飲料をペットボトルクーラーにセットするだけで、保冷状態をキープしてくれるのでとても便利です。
スポーツ飲料の内容量を減らして凍らせる
ペットボトルを凍らせたら、ペットボトルが変形して自立しなくなったという経験はありませんか?液体は凍らせると体積が大きくなる性質があるため、ペットボトル飲料を凍らせるとペットボトルが膨らんでしまいます。液体の膨張率は約1.1倍なので、500mlペットボトル飲料を凍らせる場合、約50mlを減らしてから凍らせるとペットボトル容器が変形しません。(※炭酸飲料はペットボトルが膨張し、破裂する危険があるので冷凍できません。)
凍ったペットボトル飲料はペットボトルケースに入れて持ち運ぶと便利です。体を冷やしたり保冷剤代わりに使えるメリットもあります。
冷凍ペットボトルスポーツ飲料を購入する
冷凍された状態で販売されているペットボトル飲料は実は普通のペットボトルとは異なります。冷凍専用ペットボトルは、素材が厚く強度があります。当然、冷凍用で販売されているのでそのまま冷凍庫で冷凍してもOKです。
水筒にスポーツ飲料を入れるときには注意してくださいね!
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