虫が苦手だからキャンプを諦めていませんか?私も虫は苦手ですが、何度もキャンプに行ってるうちにギャーギャー言いながらもなんとかなっています。それよりキャンプの楽しみにハマってしまいました!虫嫌いな人のキャンプ場の選び方や対策をご紹介します。
虫が苦手な人がキャンプをする大前提条件
虫はキャンプ場に絶対にいると認識する
残念ながら虫がいないキャンプ場はありません。ある程度の覚悟は必ず必要です。虫の恐怖よりもキャンプの楽しみの方が必ず勝ることを信じて、まずはキャンプをやってみたいというご自身の気持ちを大切にしてください。虫は確かに怖い。でも虫対策はすることが可能なのでご安心を!
虫にそこまで抵抗ない人と一緒に行く
虫に対してそんなに抵抗がない人と一緒に行くと心強く、いざという時は頼りになる存在です。キャンプを体験すると虫が怖くない人はとてもかっこよく見えたりするものです…!
虫が苦手な人のキャンプ場選びのポイント
虫のいない時期にキャンプに行く
キャンプに虫は付き物ですが、時期を選べば虫はいません。秋が深まった頃~冬~春先、寒い時期は虫の出現率が圧倒的に低くなります。じゃあその時期に行けばいいんだ!と思っても、虫のいない時期のキャンプ場はとても寒く防寒対策がマスト。冬のキャンプは寒すぎるので、初心者にとってハードルが高い…。まずは晩秋や春先キャンプから始めてみてはいかがでしょうか。
虫の少ないキャンプ場を選ぶ
草むらや木々の多いキャンプサイトは虫が潜み、虫の出現率が高くなります。アブやハチ、ヒルなど怖い虫が潜んでいる場合も。また川の近くもブヨや蚊など厄介な虫がいる可能性大です。そこで虫が苦手な筆者おすすめのキャンプ場は、海辺のキャンプ場や周りに木々がない開けたキャンプ場、もしくは標高の高いキャンプ場(標高1,000m以上)がおすすめ。
ただし、いずれも風の影響を受けやすいキャンプ場なので、風対策は真剣にしてください。もしかすると虫以上に自然の脅威である風は、キャンプで恐れるべき相手なのかもしれません。
トイレがきれいかどうかチェック
キャンプ場のトイレは環境によっては虫のたまり場になりかねません。キャンプに行ってトイレにいかないわけにはいかないので、事前のトイレ状況をチェックしておくことはとても重要。管理棟などの建物内にあるトイレは比較的虫が少ない傾向にあります。キャンプサイト近くにある屋外のトイレは夜間は照明がついていると、より虫が集まってきます。人感センサーライト付きのトイレなど、虫対策がしてあるキャンプ場もあるので要チェックです。
蚊帳タイプのリビングにする
キャンプ場で怖い虫は蚊だけではありません。ハチ、アブなどの大型な虫からブヨやハエなど小型な虫。さらには足元からやってくるヒル、どこからともなくやってくるアリやハネアリなど気候条件によっては大量発生することもあります。
蚊帳タイプのリビングにすれば、飛んでくる虫に対しては対策ができます。虫が苦手な人は外リビングが気持ちがいい季節は蚊帳の中にいればOK。ただしキャンプの醍醐味である焚き火は屋根下では厳しいものがありますが…。
虫が苦手な人のキャンプ中に気を付けること
肌を露出しない
キャンプの服装は長袖・長ズボンが基本です。靴下とズボンの間も座ったり立ったりすると隙間があくのはNGです。虫はそこを狙ってきます。薄い生地の服は服の上から刺してくる虫もいるので注意が必要です。世の中には虫よけ素材の服も存在するので、気になる方は是非チェックしてみてください。
暑い時期に長袖長ズボンは正直キツイですが、虫の少ない涼しい・寒い季節なら大丈夫ですよね。暑がりさんにはメッシュタイプの虫よけ服もあります。
もはやギャグ?
香水や柔軟剤のにおいは不要
普段何気なく使っている香水や柔軟剤などの洗剤のにおいは、キャンプ場では危険です。ハチやアブはにおいに敏感なので、寄ってくることがあります。
食べ物・飲み物を出しっぱなしにしない
ハエは食べ物や飲み物に集まってくる虫第一号。続いてアリも登場頻度の高い虫。怖いのがハチやアブが食べ物や飲み物のにおいに寄ってくること。キャンプでは食べ物を放置しない、飲み物を飲んだコップはすぐに水で流すなどの意識が大切です。
虫の寄ってこないランタンをチョイス!
光に集まってくるタイプの虫は、ランタンなどの照明に寄ってきます。LEDランタンは虫が寄ってこないと言われていますが、実際はゼロとは言い切れません。虫よけ付きのLEDランタンを我が家も愛用していますが、この捉えた虫の処理は誰が…?となります。オイルランタンに虫よけパラフィンオイルを入れて使用すれば防虫効果がありますが、キャンプをしてみようという段階でオイルランタンはハードルが高いですね。
虫が苦手な人におすすめの虫対策グッズ
殺虫剤各種
やっぱり頼りになるのは殺虫剤。どんな虫が苦手かによってその虫の対策ができるものを用意しましょう。スプレーをする際は近くに人がいないことを確認してから噴射してくださいね。
電撃殺虫ラケット
ハエは殺虫ラケットがあると便利です。気づけば食材の周りに集まってくるハエ。サッと使える場所に置いておきましょう。電撃殺虫ラケットはとても心強い存在です。
オニヤンマフィギュア
オニヤンマはアブやブヨ、蚊などの天敵です。オニヤンマのフィギュアをテントやタープに吊るしておいたり、帽子に付けておくと効果があるかもしれません!ちなみに我が家も3匹オニヤンマフィギュアを使っています。
おすだけベープ
テント内に虫が入ってしまった場合に助けてくれるアイテム。プッシュしてしばらく待つだけで虫がいなくなります。蚊がいるキャンプ場は就寝前にプシュッとしておくと、虫に邪魔されることなく良質な睡眠が確保できます。
パワー森林香
もはやアウトドアの定番の蚊取り線香。あらゆる虫に対応できる有能で万能な虫よけアイテムです。蚊取り線香は風の影響を受けるので、何箇所かたいておくことをおすすめします。あまりに強風な日は虫もあまりいませんが。
ハッカ油
ハッカ油はスーッとする虫が苦手なにおいが特徴で、水などで割ってスプレーとして使用したり、水を入れたコップに数滴たらして置いておくだけでも虫よけ対策になります。体に無害なので、子どもにも安心して使えます。スプレーとして使用すれば、蚊やブヨ、ハチなど虫対策のみならず、さっぱりクールで気持ちいい制汗剤のような役割にもなります。
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虫よけスプレー
アウトドアにはちょっと高価なイカリジン含有の虫よけスプレーがおすすめ。ブヨ対策になります。小さなお子さんでも使えるので、数時間後とにスプレーし直してばっちり虫よけ対策をしましょう。
ポイズンリムーバー
虫に刺されてしまったときは、すぐにポイズンリムーバ―で毒を抜きましょう。刺されたなどの被害直後に毒を抜けば、その後のかゆみや痛みはかなり軽減されます。すぐに取り出せる場所に置いておくことがポイントです。
ムヒアルファEX
虫に刺されてしまったら、その後のキャンプが痛みや痒みで楽しめないということにならないために、ムヒなどのかゆみ止めの薬も常備しておきましょう。ハチやブヨに何箇所も刺されるなど、体調がすぐれない場合はすぐに病院で診てもらうようにしてください。
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