花粉症で悩む人は花粉シーズンはキャンプは諦めるしかない?せっかく暖かくなってきたのに、花粉のせいでキャンプに行けないのは辛い。そんなキャンパーにキャンプ場選びのポイントや、辛い症状を軽減するためのコツや対策グッズも紹介します。
【花粉症の人向け】キャンプ場選びのポイント
スギやヒノキの多い山間部を避ける
大前提として、スギやヒノキなどの針葉樹が多いキャンプ場、周辺が針葉樹に囲まれている場所のキャンプ場を避けましょう。スギやヒノキは標高の高い場所(1,000m以上)では生息できないため、標高の高いキャンプ場を選ぶことも花粉を避けるひとつの手です。
木に囲まれているキャンプ場でも、広葉樹であれば大丈夫です。広葉樹は平たい葉を持つ樹木のことで、花粉を飛散させることがほとんどありません。全国各地で花粉を飛散させるスギ・ヒノキ林を、花粉の少ない森林へ変えていく取り組みが行われています。花粉症でお悩みの方に朗報ですね。
海辺のキャンプ場
花粉の時期は、海や湖畔でのキャンプがおすすめです。針葉樹から離れていれば市街地でも花粉の影響が少ないのでは?と思いがちですが、市街地は路面に落ちた花粉が漂い続けています。
花粉症といっても、人それぞれアレルゲンが異なるので、自分のアレルゲンを知っておくことが重要です。自分が何のアレルギーなのかによってキャンプ場を探す方法もありです。
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キャンプで花粉症の症状を軽減するコツ
花粉の付きにくい衣類の素材を選ぶ
ツルツル、シャカシャカのナイロン素材は、花粉が付着しにくいのでおすすめです。また花粉対策のひとつとして、花粉の付着を防ぐ洗濯洗剤もあります。そのほかにも、髪の毛を束ねたり帽子をかぶったりすることで、花粉の付着を軽減することができます。
チェックイン時間を遅らせる
花粉が飛散する時間はお昼前後なので、花粉シーズンはチェックイン時間を遅くするのもアイデア。そうすることで、キャンプギアに花粉が付く量を減らせます。
キャンプギアをすぐにテントへ入れる
キャンプ設営時にやみくもにギアを外に置いておくことは避けましょう。外の空気に触れる時間を短くすること心掛け、キャンプギアに花粉が付着しないように、車からテント内への移動をすばやくします。花粉シーズンはキャンプギアを減らすことも検討してみてはいかがでしょうか。
お風呂・シャワーに入る
体に付着した花粉を洗い流すために、お風呂やシャワーは有効です。キャンプ場周辺に温泉があればゆっくり浸かってみるのもおすすめです。心も体もリフレッシュできます。
しっかりテントを閉める
テントは出入りの際にしっかり閉めると花粉の侵入を防げます。テントに入るときは、衣類の花粉を落とすことも大切です。
キャンプでできる花粉対策グッズ
マスクやナイロン素材の衣類着用は基本!そのほかにできるキャンプ場で活躍する花粉対策グッズを紹介します。
花粉用メガネ
目は無防備になりがちですが、花粉用メガネを着用することで辛い症状を軽減できます。
花粉スプレー
顔に直接スプレーを噴射することで、花粉の肌への付着を防いでくれる花粉スプレー。メイクの上から、マスクの上からでも使用できます。顔だけでなく髪にも使用して花粉をシャットアウトしましょう。子どもでも使える安心感があります。
こちらはキャンプギアにおすすめのスプレー。花粉の舞い上がりを防ぎハウスダストを抑制する頼りになるアイテムです。
花粉症があまりに辛い場合は、強行すると症状で悩み楽しめない場合があります。無理のない範囲で、花粉対策をしてキャンプを楽しめるといいですね。
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