ワンポールテントは居住性があって快適だけど、冬キャンプは暖気がテント上部へ。さらにはベンチレーションから外に逃げてしまうので、なんとかその暖気を逃したくない思いでベンチレーションのフタをDIY!作り方&使い方を紹介するのでご参考にどうぞ。
ワンポールテントのベンチレーション上部から暖気が逃げる
我が家が愛用しているワンポールテントは、天井が高くテント内空間が広いので、温かい空気が上に逃げてしまいます。寒い時期にテント内を温めても、暖気がテント上部のベンチレーションから逃げるのを防ぐべく、フタを使って解消しようとDIYしました!
就寝時はストーブをオフして電気毛布を使用しています。人数が多いテント内、人の温もりも逃がしたくありませんよね。暖気の逃げを抑える効果があると信じたいDIY作品となりました。
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ベンチレーションをDIY!フタを作る方法
必要な材料
- 布(TCクロスに似た素材を使用)
- サンシェード 50×100cmのワイヤーを使用(ダイソーで購入)
- グログラン(バイヤステープ)
- ナイロン生地
- 内径7mmハトメ 12個
- ロープ 4本
- 洗濯ばさみ(ダイソーで購入)
作り方
1.サンシェードのワイヤーを取り出す
2.布をワイヤーより少し大きめの円にカットする
3.2の中心にメインポールの最大幅(48mm)が通る円をカット
4.グログランをバイヤステープのように真ん中で折り、3でカットした円に縫い付ける
5.布の端4ヵ所に38mm×2の四角の角を丸くカットして、4に縫い付ける
6.5にハトメを打つ
7.6の外側を1のワイヤーに仮止めする
8.7にグログランを仮縫いする
9.8をミシンで縫う
10.ナイロン生地をカットして折り目をつける(メインポール天頂部に被せる円筒形の帽子を作成。)
11.10をミシンで縫う
12.ナイロン生地を4つの四角を作る
13.11に均等幅で12を縫い付ける
14.13と円の中心のグログラン部分にハトメを打つ
15.ロープを取り付けて完成
DIYしたフタを使ってベンチレーションをふさぐ方法
ワンポールテントのメインポールの天頂部の円筒形の帽子部分をにかぶせて、通常通りメインポールを立ち上げます。
ロープを引くとフタが上がり、緩めるとフタが下がります。
フタを上げることでフライシート側のベンチレーションをふさぎ、テント内の暖気が外に逃げることを防ぎます。
またフタが下がってこないように、洗濯ばさみ(100均で購入)でロープをメインポールに留めます。
使用しない時は折り畳んでコンパクトに収納できます!
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DIYしたフタの効果はいかに?!
ベンチレーションDIYをしようと思ったタイミングが真冬で完成が春先…。実際に使ってみたときにはテント内は就寝時も比較的暖かくて、いまいち効果がわかりませんでした。また寒いときに使用して、正確なレビューをしたいと思います。
【追記】4月上旬のキャンプ、最低気温5℃の環境下でベンチレーションのフタを使用しました。やはり暖かさは確実にキープされた状態でしたが、結露が発生しました。ただ翌日の撤収までテントを乾かしていたところ、しっかり乾燥してため家に帰ってテント開封&干すという工程はしなくてもよかったです。
ベンチレーションDIYのフタを使用する際の注意点
テント内で一酸化炭素を発生するような暖房を使用するのであれば、ベンチレーションをふさいでしまうことは危険です。暖房をオフする就寝時などのみに使用してください。
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