雨の日のキャンプはキャンセルか決行するか迷います。どのタイミング判断したらいいのか、どういう基準で判断したらいいのかという疑問を解決。それぞれ考え方が異なるので、ご紹介する基準を参考に雨キャンプを楽しめるかどうかじっくり考えてみてください。
雨の日のキャンプ決行は覚悟が必要
我が家は雨の日キャンプは決行する派です。キャンプを始めた当初、キャンプに行きたい気持ちが強すぎて、台風以外の天候であればすべて決行していました。雨の日キャンプをしているキャンパーさんはベテランキャンパーが多く、装備を見たりタープの張り方を見たりして学ぶことが多くありました。
ただし、晴れの日キャンプと比べると大変なことがいっぱいあるのも現実。何が何でも濡れるので、傘をさすのも面倒、レインウェアを着脱するのも面倒…濡れた衣類は乾かない。なにより撤収が大変です。濡れたものをどうやって持ち帰る?家に帰ってからの片付けの大変なことったらありません。
ファミリーキャンプの場合、子どもたちは行動が制限されて退屈な思いをするかもしれません。
どのように感じるかは人それぞれ。もちろん雨キャンプを楽しむ方法もあるのでご安心を。
キャンプが雨予報…キャンセルの判断はいつする?
予約1週間前
いよいよ1週間後にキャンプ!天気予報をドキドキしながらチェックすると、なんと雨。キャンプ場のキャンセル料は、だいたい予約1週間前から料金が発生します。予約していたキャンプ場のお天気が悪かったら、キャンセルをして雨が降らないキャンプ場に変更するという選択もあります。キャンセル料が気になるなら、無料のキャンプ場を利用することもおすすめです。
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前日もしくは当日
ちなみに天気予報は1週間前だと当日の天気が変わる可能性が十分に考えられます。どうしても行きたいキャンプ場や、この日程を逃すとなかなか次のキャンプのメドが立たないという状況である場合は、前日もしくは当日の判断でOK。いざ当日にキャンプ場に行ってみると、そんなに雨は降っていなかった!なんてことよくある話です。
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雨キャンプはキャンセルか決行か?判断基準はコレ
【キャンセル】撤収日が雨かどうか
撤収日が雨だと撤収作業も大変、車に濡れたギアを積み込むのも大変、帰ってからの片付けも大変…。気持ちと時間に余裕があれば、撤収日が雨でも雨天決行。濡れたギアを入れる大きなビニール袋が必須アイテムに。また濡れたギアはそのままにせず、しっかりと乾かしてから再び収納してくださいね。晴れであれば不要で大変な作業ですが、やり切った後はキャンプスキルが上がったような達成感を得られるかもしれません。一方で雨に濡れたテントやタープを干す場所がないという方は、キャンセルする方が無難です。
ちなみに我が家はテントやタープはベランダから吊り下げて干しています。
【キャンセル】テントを濡らしたくない
コットン素材のテントは耐水圧が低く、雨に弱いため雨天での使用は不向き。コットン素材のテントは風合いがナチュラル&おしゃれ、更に生地が丈夫であるために人気です。ただ雨の日は浸みてしまいずぶ濡れになってしまう可能性があります。また濡れると非常に重く、乾いたときに真っ白な生地にシミができてしまうことがあるので、濡らさない方が無難です。コットン素材のテントをメインで使っているキャンパーは雨の日はキャンセル、または雨の日用のテントを準備することをおすすめします。
TC素材はコットンより耐水圧がありますが、タープの下にテントを設営するなどして、極力雨を避けましょう。
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【キャンセル】地面の状況が悪い
雨の日のキャンプ場の地面状況は重要です。サイトの中に川ができたり水たまりができたりして、足元グズグズになってしまうと、靴や靴下が濡れます。ズボンの裾が濡れて、テント内が濡れることも。またキャンプギアを地面に置けずに不便です。砂や土の地面のサイトは足元がドロドロになりやすく、芝生や砂利は比較的足元の環境はいい傾向にあります。
【キャンセル】冷たい雨、風を伴う雨
雨は雨でも、気温が低い雨や強風を伴う雨のときは体感温度がグッと下がり、体調を崩しやすいです。テント内で楽しく過ごす計画があれば雨天決行もありですが、設営撤収で体が濡れて冷えてしまう可能性が高いです。
【決行】雨の止む間がある
断続的に振り続ける雨でのキャンプは、せっかく来たのに…という思いになりかねません。ところが、少しでも雨の止む間があって焚き火ができたり、キャンプ場を散策する時間があると気分が上がります。天気予報雨の止む間があるかもチェックしてみてください。
【決行】キャンセル料がかかる
キャンプ場のルールでキャンセル料が発生することがあります。前日や当日のキャンセル料は100%支払うことが多いため、だったら行こう!と思い立っていくこともあり。ただし、濡れることや後片付けに手間がかかることを理解して行きましょう。
人気のキャンプ場の場合は予約を取るのも困難ということもあります。そういった場合も思い切っていってみるのもありです。
【決行】車をサイトに横付けできる
雨のキャンプでは荷下ろしをする際に、キャンプギアが濡れるのは必至。サイトと駐車場が離れていて、荷物を運ばなければならないキャンプ場はやはり大変です。テントの横に車が停められるようなサイトであれば比較的濡れずに荷物を出し入れできます。雨の日はいつものキャンプギアを必ずセッティングする!という気持ちは一旦おいておいて、必要最低限のギアで挑むことをおすすめします。
グループキャンプの場合は要相談
グループキャンプはみんなで予定を合わせることから大変だったはず。気の合う仲間であれば、雨でもなんでも楽しいはずです。ただグループ内に雨キャンプはちょっと…と思っているキャンパーがいるのであればその人の気持ちを尊重するのもとても大切なこと。また別日にリベンジするもよし、今後も良好な関係性が続くよう配慮をしながら、グループでしっかり話し合って決めましょう。
子どもと相談する
ファミリーキャンプで雨。せっかくのキャンプで外で遊べないなんて…テントの中で暴れる?親も怒りたくないですよね。テントの中でゲーム?だったら家でやっても変わらないのでは?
「雨だけどキャンプ行く?」子どもに相談してみてください。子どもは遊びの天才ですから、雨のキャンプでも楽しい過ごし方ができるかもしれません。濡れることが想定されるので、ファミリーキャンプでは着替え(特に靴下&ズボン)やタオルの量は多めに用意してくださいね。
雨キャンプは経験値を上げるチャンス!?濡れることを覚悟して、雨の日キャンプを体験してみるのもありです。ただし体調を崩さない程度、雨や風の危険がない程度でキャンプをしてください。
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