大曽公園キャンプ場は名古屋からアクセス良好で、緑に囲まれたフリーサイトが人気です。料金改定がよく行われ、2022年1月より土日祝+繁忙期の宿泊利用料金が設定されました。それでも週末は混雑する人気の大曽公園キャンプ場。その魅力を紹介します。
大曽公園キャンプ場の基本情報
所在地・アクセス
所在地:愛知県常滑市大曽町6-3大曽公園管理事務所
名古屋から好アクセスのキャンプ場です。高速を使えば1時間以内で到着。移動時間が短く済むので、移動中の車内で間が持たないファミリーにおすすめです。
サイト情報

出典:大曽公園キャンプ場公式
フリーサイトとBBQ区画サイトがあります。どちらも車の乗り入れができません。
フリーサイト
駐車場やトイレから近い芝生広場サイト、その下の段には木陰もある砂地サイト、さらに下段にも木陰がある砂地サイトの三段構成になっています。荷物の運搬やトイレまでの距離を考慮して、ファミリーキャンパーは芝生広場サイトに多いです。さらに炊事場横にもプライベート感のあるきに囲まれたサイトが二段あります。そちらは玄人キャンパーが好んで利用している印象です。
BBQ区画サイト
BBQ区画サイトはとにかく広く、1区画ごとに段差があるのでプライベート感あり。サイトが丘の上にあるため、荷物の運搬は大変かもしれませんが、一目を気にしないでゆったり楽しめます。またBBQ区画サイト内には炊事場と灰捨て場があります。
利用条件
- チェックイン:10時(土日祝日及び管理事務所が定める繁忙期)、8時30分(平日)
- チェックアウト:翌10時(土日祝日及び管理事務所が定める繁忙期)、翌17時(平日)
- アーリーチェックイン:8時30分~チェックイン可能(追加料金1組500円)
- レイトチェックアウト:前日から翌17時まで滞在可能(追加料金はフリーサイト1組では1,000円、区画サイトでは1区画1,700円)
- 火気の使用は21時まで
- 音楽・ラジオ・花火禁止
- ペット不可
- ごみ持ち帰り
利用料金
利用料金はすごし複雑です。基本料金に料金がプラスされていくイメージです。価格改定が多く、2022年1月~土日祝日及び繁忙期での宿泊利用に追加料金が発生するようになりました。
↑薪600円、炭(3㎏)800円
焚き火台使用利用料を払うとバケツと焚き火シート(写真↑)を渡されます。
予約方法
電話(0569-35-2797)もしくは、なっぷから予約ができます。
- 2カ月先の末日まで予約可能
- キャンセル料金あり
ご宿泊予定日の3日~2日前まで…50%
ご宿泊予定日の前日まで…75%
ご宿泊予定日の当日・無連絡…100%
大曽公園キャンプ場の魅力はここ!
サイトが平らで設営しやすい
どのサイトも比較的平らで設営しやすいところが魅力です。石がゴロゴロしているところもなく、とてもきれいに整備されています。
トイレがきれい
トイレは頑丈な建物内にあり、男子トイレは洋式が2つ、小便器3つ。女子トイレは建物内にふたつあります。第一トイレは洋式が1つ(おむつ交換台あり)、和式が1つ、第二トイレは洋式が2つあります。洋式トイレはいずれもウォシュレット機能つきです。虫がいなくて清掃が行き届いたきれいなトイレです。
子どもが遊べる広場がある
大曽公園キャンプ場のトイレ棟前に子どもが遊べるスペースがあります。車が入れない場所なので、ジェイボに乗ったりバドミントンをしたりして遊べます。ただし、広場の位置はトイレ棟の目の前で、トイレに行く人の通り道となっているため人が通る際は配慮が必要です。
モルックが借りれる
フィンランド発祥のモルックが借りられます。男子トイレ前に置いてある紙に、借りる時間等を記入すれば無料で借りれます。子どもから大人まで楽しめる遊びなので、是非おすすめです。
ピザ窯が借りれる
炊事場にあるピザ窯は無料で利用できます。受付時に管理棟(0569-35-2797)にて申請が必要です。鉄板や薪、ピザ台などは用意する必要がありますが、管理棟にてレンタルもできます。本格ピザ窯で焼くピザはロケーションもよく美味しいこと間違いありません。
卓球ができる
トイレ棟内には卓球場があります。1時間250円でラケット&ボールの貸し出しは無料です。管理棟事務所で申し込みをすれば利用できます。
大曽公園キャンプ場を利用するなら知っておきたいこと
車が横付けできない
サイトの周囲をぐるっと道路が囲み、設営場所の近くに駐車して荷下ろしをします。駐車時間は10分以内。道路は車一台が通れるだけのスペースなので、マナーを守り他のキャンパーと譲りあって荷下ろしをする必要があります。荷物が多いと荷下ろしに時間がかかるので、大曽公園キャンプ場に行くなら荷物を極力減らしてのぞむことをおすすめします。
携帯電話の電波が繋がりにくい
どのサイトも携帯電話の電波が届きにくい傾向あり。トイレ棟に近づくと電波があります。携帯電話を気にせずに、キャンプに没頭できるキャンプ場ともいえますね。
ファミリーには利用料金高め
ファミリーで休祝日に利用すると、割高感がいなめません。料金形態上やむを得ないことですが、市営のような設備のキャンプ場でこの料金は、我が家にとっては高いと思ってしまいました。ソロキャンプ用に料金設定があるので、平日のソロキャンプはとてもお得感があります。
シャワー・お風呂がない
大曽公園キャンプ場には、シャワーや入浴施設がありません。
【近隣の温泉施設】
- ごんぎつねの湯(車で約11分)
雰囲気重視!いろんな種類の温泉が楽しめる『まるは食堂』経営の温泉です。お土産や食事もできます。→ごんぎつねの湯公式サイト - 常滑温泉 マーゴの湯(車で約17分)
イオンモール常滑内にある温泉施設。子どもが楽しめるアトラクション施設や、イオンでの買い物もできます。→常滑温泉 マーゴの湯公式サイト
場所によっては炊事場・トイレが遠い
広いサイトに対して、炊事場とトイレは1か所ずつしかないため、設営場所を決めるときには注意が必要です。トイレが近いほうがいいというファミリー層は、トイレ棟が一番近い芝生サイトがおすすめ。またプライベート感を重視したいキャンパーは、炊事場横やBBQ区画サイトが雰囲気がいいです。
ゴミはすべて持ち帰り
ごみはすべて持ち帰ります。トイレ棟横に自動販売機がありますが、ゴミ箱はありません。炊事場・BBQ区画サイト内の炊事場に炭捨て場はあります。
大曽公園キャンプ場は平日のソロがお得!
大曽公園キャンプ場は利便性がいいけれど、土日祝のキャンプにはやや高い値段設定。標高が高いわけではないので、夏は暑くて快適なキャンプは難しいです。大曽公園キャンプ場のおすすめ利用法はやはり平日。平日は静かでお得な料金体系なので、夏以外のシーズンにおすすめのキャンプ場です。
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