安曇野の森の中にある須砂渡(すさど)キャンプ場。街からアクセスがよく、アクティビティが充実しているので1日中楽しめます。どのサイトも木陰が多く、蚊やブヨがいないため夏におすすめです。須砂渡キャンプ場の魅力やサイト情報など詳しく紹介します。
須砂渡キャンプ場の基本情報
所在地・アクセス
須砂渡キャンプ場:長野県安曇野市堀金烏川11-1
車でお越しの場合…長野自動車道・安曇野ICより車で約20分
高速出口から比較的近く、キャンプ場までに買い出しができるスーパーがいくつかあります。山道が厳しくなくアクセス良好なキャンプ場です。
利用条件
- 営業期間:4月下旬~11月上旬
- 電話:
須砂渡キャンプ場(4月中旬~11月上旬まで)0263-72-6976
ほりでーゆ~四季の郷(上記期間以外)0263-73-8500 - チェックイン:
[宿泊]13:00~
[デイキャンプ]10:00~16:00まで - チェックアウト:11:00まで
- ペット不可
- 花火・直火禁止
- 一輪車(荷物を運ぶ)貸し出しあり
- レンタル用品あり
- 管理棟にて炭・薪、ジンギスカンなどの冷凍肉、氷の販売あり
利用料金
- キャンプ1サイト:3,300円(1泊2日)
- テントサイト外:900円(1泊2日/1人)
- デイキャンプ:400円(小学生以上・3時間以内/1人)
- ゴミ回収協力金:510円(指定ゴミ袋1枚)
- バーベキューハウス(10~16時):
450円(小学生以上・3時間以内/1人)
110円(小学生以上・プラス1時間/1人) - いろり棟(10~16時):
3,300円(6人以内・3時間以内)
330円(プラス1人)
1,100円(プラス1時間)
サイト情報
斜面をそのまま生かしたサイトのため、平坦なサイトは少なく設営時には傾斜への考慮が必要です。サイト全体は松の木が点在しているので、夏でも涼しく快適に過ごせます。松の木はとても高いですが、キレイに枝が落としてあるので枝が落下してくる心配はありません。地面は草地、砂地ともにあります。どちらも地面は固すぎることはありません。
予約方法
- 電話予約
須砂渡キャンプ場(5月~11月上旬まで)0263-72-6976
ほりでーゆ~四季の郷(上記期間以外)0263-73-8500 - ネット予約
ほりでーゆ~公式ホームページ
須砂渡キャンプ場の魅力
木陰サイトで夏キャンプに最適
とても綺麗に枝落としされた松の木があるため、サイトのほとんどが木陰となっています。満天の星空を眺めるとはいきませんが、暑い時期でも木陰のおかげで涼しく感じられます。
炊事場・トイレがきれい
須砂渡キャンプ場の炊事場は掃除が行き届いていて清潔感があり、気持ちよく利用できます。スポンジやたわし、洗剤などが設置してありキャンプ場利用者への配慮が行き届いています。炊事場には両サイドに調理台があり、そこにコンセントが2つ×2か所あり自由に使用可能。電源サイトのない須砂渡キャンプ場で譲り合って電源を借りられます。
また生ごみを捨てる蓋つきバケツがおいてあります。管理棟後ろには炭捨て場もあり。
トイレはとても広く、夜間は電気がついているにもかかわらず虫が少なく使いやすいです。トイレは洋式ですがウォシュレットはありません。多目的トイレはおむつ交換台もあり、ファミリーキャンプに助かります。手洗い場には鏡があります。
良心的な料金設定
近年、キャンプ場利用料は高騰し、サイト利用料+人数分の入場料などがかかることが多くなってきました。そんななか、1サイト1泊の料金3,300円はとても良心的。須砂渡キャンプ場もリニューアル後、利用料も値上がりしました。それでもこの値段です。バイクなどソロでの小さなテントでの利用はテントサイト外で900円で利用できてお得です。
入浴施設がサイトのすぐ隣にある
キャンプ場にシャワーやお風呂はありませんが、キャンプ場横の道路を挟んだ反対側に宿泊施設「ほりでーゆ~」があり、温泉の利用ができます。チェックイン時に温泉の割引チケット(100円引き)がもらえます。
【ほりでーゆ~入浴料金】
大人:550円、小学生:320円、小学生未満:無料
キャンプ場近くに穴場の川遊びスポットがある
須砂渡キャンプ場周辺にはアクティビティがたくさんあります。おすすめは夏場の烏川渓谷緑地での川遊び。透明度が高い清流で、水が冷たくて一気に体が冷えます。浅くて遊びやすい場所がありますが深い場所もあるため大人の人の見守りが必要です。
水遊び以外にも、マレットゴルフ場やマウンテンバイクコース、国営アルプス安曇野公園などがあり、1日中遊べるアクティビティが充実しています。
須砂渡キャンプ場を利用する際の注意点
動物出現!野生サルの通り道
熊が出没したという情報を耳にして熊ばかり警戒していたましたが、野生のサルが普通にいる感じに驚きました。チェックイン時に管理人さんから話を聞いていましたが、通り道のように頻度よく現れることにびっくりです。人を警戒する様子がなく近づかなければ大丈夫ですが、野生のサルなので食べ物をあげたり不用意に近づくことは避けましょう。サル以外にもリスがいて子どもが喜んでいました。
食べ物・ごみをしっかり管理する
野生サルがいるため食べ物やごみの管理はしっかりしましょう。サイト内をフラフラして物色しているサルも目にしました。外出時や就寝時は特に注意が必要です。
サイトは傾斜が多い
斜面を生かしたサイトなので、傾斜や起伏のあるサイトが多いです。テント設営時は平らなところを探して設営してください。
車の横付けができない
場内は車の乗り入れができないので、荷物搬入時はサイト近くの道路に一時停車して荷下ろしします。管理棟横で猫車が置いてあるので自由に借りられます。荷下ろし後は道路を挟んで反対側の駐車場に車を停めます。目の前なので、万が一忘れ物があっても気軽に取りにいける距離です。
日中はやや車通りがある
キャンプ場横は一般道に面しているため、日中はたまに車の往来があります。夜は車通りはほぼないので静かな時間が過ごせます。
須砂渡キャンプ場は高コスパで夏におすすめ
須砂渡キャンプ場は蚊やブヨの心配がなく、夏も比較的涼しく過ごせるキャンプ場です。周囲にはアクティビティがたくさんあり、買い出しもそこまで距離がないので立地条件がいいところも魅力。車が横づけできないので、なるべく軽装備でのキャンプをおすすめします。
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