標高約1,700mに位置する高ボッチ高原キャンプ場。絶景が楽しめる観光スポット&ゆるキャン△の聖地として知名度があります。魅力的な高ボッチを訪れるなら知っておきたいキャンプ場情報をお届け!楽しく快適にキャンプをするために是非チェック!
高ボッチ高原キャンプ場の基本情報
- 住所:長野県塩尻市大字片丘
(※車で行く場合はナビに「群上閣(ぐんじょうかく)」で検索)
群上閣住所:〒399-0071 長野県塩尻市片丘6114-235
群上閣TEL:0263-58-2140
群上閣から高ボッチ高原キャンプ場まで約7km、15分 - 営業時間:9:00〜14:00(月〜土)
- 営業期間:12月上旬~4月下旬頃冬期閉鎖
- 問い合わせTEL:
[塩尻駅前観光案内所]0263-88-8722(9~18時)
[塩尻市観光協会]0263-54-2001(8:30〜17:15 休:土日祝) - 無料Wi-Fiあり
- ペット可
- 電源サイトなし
サイト紹介
フリーサイト(20区画)
フリーサイトの地面は土と芝生の場所があります。駐車場に近づくほど土の地面で、雨が降ったらぬかるみそうなサイトです。一方芝生サイトは、木陰もあり強い日差しを遮ることができます。
オートサイト(3区画)
駐車場内の一角にあるような3区画限定のオートサイト。週末予約が取れたらラッキーな大人気のサイトです。地面は駐車場と同じでとても硬く、砂利が敷いてあります。風が吹き抜ける場所に位置するので風対策は万全にしておきましょう。
施設紹介
管理棟・避難所
管理棟に入るとすぐにリンちゃんとなでしこのパネルがお出迎えしてくれます。入って左手には絶景の写真や資料などが展示してあります。受付カウンターには缶バッチやステッカーなど、ここでしか買えないグッズの販売あり。ピザや手作りアイスが購入できるので暑しいですね。管理棟右側は避難所になっていて、24時間開放されているので、荒天時による急な天候変化に恐怖を感じたらすぐに逃げられるありがたい場所です。
トイレ
トイレは男子・女子・多目的トイレがあります。洋式トイレでとてもキレイに掃除されています。トイレの手洗い場も蛇口は押して水が出るタイプです。
高ボッチ高原キャンプ場はキャンプ利用者や観光客が環境保全・自然保護に協力することでキャンプ場運営をしています。高ボッチの自然を守るための募金箱がトイレ出入口に設置してあります。
手洗い場
トイレの横に手洗い場が2つあります。蛇口を押すと一定の水が出ます。水の出る勢いのすごいので注意。また水道の水は飲まないように注意書きが描かれています。
利用料金
【フリーサイト】
- 1,000円/泊(チェックイン:15時、チェックアウト10時/1名)
- 500円/泊(ディキャンプ10~15時/1名)
【オートサイト】
- 3,000円/泊(チェックイン:15時、チェックアウト:10時/1区画)
- 1,000円/日(ディキャンプ10~15時/1区画)
予約方法
なっぷより予約ができます。(※支払いはなっぷ予約によるカード決済のみ)
連泊予約をしたい場合は、「宿泊+日帰り(ディキャンプ)+宿泊」の予約が必要です。
高ボッチ高原キャンプ場の魅力
絶景が楽しめる
高ボッチ高原は八ヶ岳中信高原国定公園にあり、八ヶ岳や北アルプスなどの絶景や大自然が満喫できます。春〜夏には高山植物、初夏から秋にかけて広大な牧草地に乳牛が放牧された雄大な風景が楽しめます。夏は県内外から競走馬や農耕馬、ポニーが集まるユニークな草競馬が見られます。秋には雲海など高原ならではの景色も人気です。オートサイトは松本方面の夜景や山々をサイトから眺めながらゆっくりした時間が過ごせます。
虫が少ない
高原のキャンプ場なので、虫があまりいません。展望台に向かう遊歩道では小さなハエを何度か見ましたがその程度です。ブヨの心配がないキャンプ場、最高です。
夏でも涼しい
日差しは強いので日焼け対策は必須ですが、やはり標高が高いので湿度が低く、いわゆる街の暑さとは違います。昼夜の寒暖差が激しいため、環境に対応できる服装や寝具の準備が必要です。
ゆるキャン△の聖地
ゆるキャン△の聖地として知名度のある高ボッチ高原キャンプ場。管理棟出入口付近には、りんちゃんとなでしこのパネルがお出迎えしてくれます。また管理棟の本棚にはゆるキャン△コミックスが並んでいます。私たちがお邪魔したときは、お隣のキャンパーさんが前日に渚園(こちらもゆるキャン△聖地)に泊まったと言ってました。
高ボッチ高原キャンプ場の注意点
風が強い・急な天候変化に注意
高ボッチ高原キャンプ場は標高約1,700mの丘の上に位置しているので、風の影響を受けやすく急な天候変化に注意が必要です。特にオートサイトは風を遮るものが何もないので、強風の日は危険が伴うこともあります。長い鋳造ペグなどでテントをしっかりとペグダウンしましょう。また地面が固いのでプラスチック等の弱いハンマーは不向きです。
万が一に備えて、強風や豪雨で危険を感じた場合は車内、もしくは管理棟に併設されている避難所に避難してください。避難所は管理棟がクローズしても24時間解錠しています。
水道水が飲めない
高ボッチ高原キャンプ場にはトイレ横に洗い場が2つあります。蛇口をプッシュすると水が出るタイプで、すぐに水が止まります。長い間水を流して洗い物をしたい場合は不便さを感じるかもしれません。水圧はとても強いので、手を洗うときは水がはねて飛んでくるので注意。
また飲料水として飲めないので、お米を炊くときや調理に水が必要な場合は持参する必要があります。管理棟前に自動販売機で水も購入できますが、多くの水を使いたい場合はコスパが悪くなってしまいます。
ゴミはすべて持ち帰り
ゴミはすべて持ち帰りです。灰捨て場もありませんので、焚き火をする際は火消し壺などを持参して炭や灰をしっかり持ち帰りましょう。
キャンプ場までの山道が狭い
高ボッチ高原キャンプ場は「崖の湯ルート」と「東山ルート」がありますが、現在(6/10)東山ルートは通行止めです。崖の湯ルートは細い山道を上っていくルートで、車がすれ違えないほど細い箇所がいくつもあります。四駆であれば楽々ですが、我が家は車がヒーヒー言ってました。
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シャワー・お風呂がない
高ボッチ高原キャンプ場には入浴施設がありません。近隣の温泉には、崖の湯温泉、松本市 美ヶ原温泉、浅間温泉などがあります。
商業施設が近くにない
高ボッチ高原キャンプ場の周辺には商業施設がありません。食料や飲料など事前準備が必要です。キャンプ場までの道のりは険しく細い山道が続くので、なかなか下山して買い出しに行くという気にはなりません。また日が暮れると街灯もないので危険です。
アイドリングが気になる
オートサイトは駐車場の一部にあるような距離感なので、車やバイクの音が気になることがあります。日中は観光客の人で賑わっていることも。特に夜間のアイドリングは気になって眠れないことになりかねません。
高ボッチ高原キャンプ場はなにより絶景が楽しめるところが魅力的です。また管理人さんもとても親切で温かい人たちばかりです。風の影響に気を付けながらゆるキャン△の聖地に遊びにいってみませんか!
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