岐阜県恵那市串原の小さな集落にある『てらぼらの森キャンプ場』。2022年夏にオープンしたばかりの貸し切りサイトや常設スラックラインに大人も子どもも大満足!オーナーさん家族のほっこり感にリピーター続出の予感…!キャンプ場の魅力をたっぷり紹介します。
てらぼらの森キャンプ場の基本情報
2022年夏に岐阜県恵那市串原にオープンした『てらぼらの森キャンプ場』。農薬や化学肥料に頼らずに土づくりから丁寧さにこだわって野菜やお米を栽培している『てらぼら農園』さんのキャンプ場です。てらぼらの由来を聞いてみたところ、なんと400年も続く『天良洞(てらぼら)』という屋号なんだそう。ほっこりご家族が温かく迎えてくれるアットホームな雰囲気に癒されます。
所在地・アクセス
所在地:岐阜県恵那市串原3536
ナビに上記の住所を入力すると近隣までは迷わず辿りつけます。
最後の曲がるポイント(坂道を上っていく箇所)はおしゃれな看板と木彫りのワンコが目印です。名古屋方面からは鋭角で曲がれないため、通り越した先の広い場所でUターンして入っていきます。
サイト情報
キャンプサイトはてらぼらの家から急な坂道を登り切ったところにあります。1日1組限定の貸し切りサイトで、とても広く好きな場所にテントを設営可能。地面は固めの砂なので丈夫なペグを用意しておくことをおすすめします。小高い丘の上にあるため、見渡す限り大自然を満喫できます。
利用条件
- チェックイン・チェックアウト:13時(目安)
- サイトまで車の乗り入れ不可
※オーナーさんが軽トラで荷物を運んでくれます。 - 薪・炭の販売あり
- 電源あり(30アンペア/有料)
- ペット可
- 積雪時は休業の可能性あり
利用料金
宿泊料金
- 入場料 2000円/1人(高校生以上)
- 宿泊料 3000円/1泊(1グループ)
例)ソロキャンプ(1人)
入場料1人分2000円+宿泊料3000円=合計5000円
例)ファミリーキャンプ(大人2人、小中学生3人)
入場料2人分4000円+宿泊料3000円=合計7000円
連泊は一日目の総額の半額料金となるうれしい料金設定です。
※連泊割は2泊まで。3日目以降は通常料金。
例)ソロキャンプ 2泊目 2500円
デイキャンプ料金
その他(レンタル・販売品)
- 電源利用(30アンペア) 1000円(一泊)
- BBQ台 500円
- 炭 800円/1箱
- 火消つぼ (無料)
- 薪 600円 / バケツ1杯
※(当日予約可能。場内には薪にできる枝がたくさん落ちています。) - 旬のお野菜
(必要量を事前に注文します。例:家族4人1000円程度)
予約方法
てらぼらの森キャンプ場公式の問い合わせフォーム、もしくは電話で予約できます。
- てらぼらの森キャンプ場公式
- 090-5002-7554 桝本(ますもと)さん携帯
公式サイトのカレンダーで予約状況が確認できます。
てらぼらの森キャンプ場の魅力
1日1グループ限定!贅沢な貸し切りサイト
サイトは貸し切りなので、他のキャンパーを気にせずにキャンプできるプライベート感が最高です。テントをどこに設営しようか考える時間が楽しく、サイト中心にあるウッドデッキが秘密基地みたいで童心に返れます。もちろん子どもも大満足!絶景に囲まれた好環境で特別な時間をソロで、家族やグループで過ごせる夢のようなキャンプ場です。
雨でも安心のウッドデッキ
天候が悪いときでも、雨をしのげてキャンプギアの底を濡らさずに置いて置けるウッドデッキが便利すぎます。なんともこのウッドデッキはオーナーさんの手作りなんだとか!冬になると積雪が心配なので、屋根として使用しているシートは撤去されます。自立式テントの場合はウッドデッキの上にテント設営も可能です。
夏でも涼しく過ごしやすい
標高670mの自然豊かな里山の環境は、夏が短く冬が長い。夏場はクーラー不要、扇風機をつければ快適に過ごせてしまう環境なんだとか。キャンプサイトは開けているので日陰は少ないですが、ウッドデッキの屋根の下や、サイト奥の森の中へ足を踏み入れればひんやりとした木陰あるため夏のキャンプが楽しめます。
虫が少ない
サイト近くに川などの水辺がないため、キャンプの天敵であるブヨの心配がありません。また蚊も少ない理想的な環境です。
子どもがよろこぶスラックライン
ウッドデッキ横には子どもがよろこぶスラックラインが設置されています。一日中思いのままに遊べ、体幹が鍛えられます。ただし、ウッドデッキと反対側は斜面にある木と結ばれているため、端まで歩いていくととても危険です。大人が見守りながら楽しみましょう。
マレットゴルフのスティックとボールが置いてあり、自由に遊べます。スティックは重量があり当たると危険なので、周囲に人がいないことを確認して遊びましょう。子どもだけで遊ぶのは危険です。
キャンプサイト西側には森林が広がり、ニホンカモシカの通り道を知ることができます。森の中に入るとひんやり爽やかな空気に一変。森を散策するのはとても楽しいですが、足元は道といえる道がないので、かかとのある靴を履いて安全に留意してくださいね。
動物を観察&触れ合える
看板ねこのレノンちゃん。みんなのアイドルです。気まぐれに現れて気ままに去っていくスタイルが、みんなを虜にします。
いずれたまごを生むであろう烏骨鶏(うこっけい)たち。小屋から出て自由に畑周辺を歩き回っているのにビックリ。孵化するときから飼ってるから逃げないんだそう…!モーニングコールはにぎやかで、朝からほっこりした気持ちになれます。日の出が美しいので、ナイスなモーニングコールかと思います。
特別天然記念物のニホンカモシカがすぐそこに!この集落ではカモシカと共生していて、キャンプ中に3頭のカモシカを見ました。人間が近づいてもあまり警戒せずマイペース。追いかけたり餌付けなどしないように、大切な生き物を守っていきましょう。
星空が美しい
小高い山の上にあるキャンプサイトは木々がなく、空に近づいたような感覚になります。夜は灯りが少なく、お天気がいい日は満天の星空が眺められます。
オーナーさんご家族にほっこり
てらぼらの森キャンプ場の最大の魅力といっても過言ではない、オーナーさんご家族のあたたかい雰囲気。初めてお会いしたのに「はじめまして」感のない、別れ際には「また来ます!」という独特の感覚が不思議で、大人も子どもも大好きなキャンプ場になります。またキャンプ場を利用すると、てらぼら農園で大切に育てられた野菜がいただけます。
てらぼらの森キャンプ場を利用するなら知っておきたいこと
サイトからトイレが遠い
キャンプサイトから坂を下った先にオーナーさんが住んでいる古民家があります。サイトとトイレまでの坂道は冬は凍結するので、注意が必要です。余裕をもってトイレに向かうことをおすすめします。
トイレはキャンプ場利用者専用でとてもキレイです。トイレの立て札もドアも、手作り感にほっこり癒されます。
肝心なトイレはウォシュレット機能があり、寒い時期は便座も温かくホッとします。
油物の食器が洗えない
トイレの横にある小さな洗い場。水は洗い場すぐの横から地面に流れ出るため、洗剤や石鹸が使えません。油汚れのひどい洗い物を出さないような工夫が必要です。万が一、油物など洗剤を使って洗いたい場合はオーナーさんに相談してみてください。
荷物は少なめがおすすめ
キャンプサイトへは車の乗り入れができません。車は駐車場に停め、荷物はオーナーさんの軽トラックで運んでもらえます。
我が家は荷物が多く2往復もしていただきましたが、これを機に荷物を減らしたいなと。つい車にたくさん乗るからと思ってましたが、設営撤収に時間がかかるのがネックでした。てらぼらの森キャンプ場を利用する際は、可能であれば荷物少なめがおすすめです。
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シャワー・お風呂がない
てらぼらの森キャンプ場から車で約7分のところに温泉施設『ささゆりの湯』があります。
- 営業時間:10:00~21:00 (受付終了時間20:00)
- 定休日:水曜日(水曜日が祝祭日の場合は営業)、
毎年12月30日~1月1日 - 入館料:大人600円、子ども400円(4歳~小6)
- 電話:0573-52-3131
近隣にスーパーやコンビニがない
てらぼらの森キャンプ場近隣にはスーパーやコンビニ、自動販売機がないので事前に買い出ししておきましょう。ご当地の特産品やお土産は『ささゆりの湯』で購入できます。また同施設敷地内で新鮮な野菜やお肉、飲み物やアイスも販売しています。
てらぼらの森キャンプ場に行ってみたら魅力が多すぎた!
てらぼらの森キャンプ場は、とにかく行ったらわかる、また行きたいキャンプ場です。てらぼら農園では、農作物やジャムなどの加工品もすべて手作りで販売していて、公式サイトにて購入も可能ですよ。
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