キャンプ人気が高まるなか、冬キャンデビューを考えている人も多いのではないでしょうか?冬キャンプは防寒対策をしっかりすれば、冬ならではのキャンプの魅力を満喫できます。ただし就寝時の防寒対策は命にかかわるので特に重要です。対策と注意点を解説します!
冬キャンプの心得!テント内の寒さ対策5箇条
テント内の空間は狭いほど温かい
テント内の空間は狭い方が温まりやすいので、冬は小さめテントがおすすめ。大きなテントをお持ちの場合はテント内にインナーテントやワンタッチテントを入れて寝室にすると、だいぶ温かくなります。またテント内の防寒対策にベンチレーションがついていることが必須。テント下からの冷気の侵入を防ぐことができます。
テントの素材は、コットンやTC(テクニカルコットン)素材が最適です。これらの素材は厚手で重たい特徴がありますが、通気性に優れていてテント内が結露しにくく使いやすいメリットがあります。また耐火性にも優れています。
●我が家の冬キャンプはビジョンピークスのTCルーテント2個使いです↓
【ビジョンピークス】TCルーテントのリアル口コミ!新作ファミリー情報も
●もしくは、ユージャックデザート450のインナーテントを狭くして使用しています↓
(Desert450のインナーテントはT/Cクロス【ポリエステル65%・コットン35%混紡】)
UJack(ユージャック)Desert450の愛用レビュー!魅力をたっぷり解説
薪ストーブを使用する場合は、テント内の空間は狭いとかえって引火して危険なのである程度空間に余裕があるテントをおすすめします。またベンチレーションと煙突穴があることが絶対条件です。
厚地アルミシートは絶対必要
テント内は地面からの冷気によって寒いと感じるので、アルミシートが絶対に必要です。地面からの底冷えを防ぎ、アルミ面の熱反射で保温してくれる優れもの。テント内のリラックスするための場所や寝る場所にアルミシートを敷いて快適環境になります。アルミシートは冬キャンプの場合には厚手がおすすめ。クッション性もアップしますし、何より底冷え防止になります。
湯たんぽが大活躍
湯たんぽというと昭和なイメージでしょうか?冬キャンプに湯たんぽはマストアイテムなんです。今ではスーパーやドラッグストアなど身近な場所でも見かけるようになりました。ホームセンターでも多くの種類を扱い、素材もいろいろあります。
湯たんぽはお湯を沸かす手段が必要ですが、就寝時に足元をずっと温かく保ってくれるので大活躍。熱すぎる場合は自分の足を湯たんぽから離すだけでOK。(※低温火傷に注意)湯たんぽは寝袋などの寝具に包まれている限り長い時間保温状態を保っているので、寒くなったらまた湯たんぽの近くへ。素材によって保温時間が違うなどの特性があるので、比較してみてくださいね。
【キャンプ向け】湯たんぽ比較!金属製とプラスチック製どっちがおすすめ?
電気カーペット・毛布で安心の電源サイト利用
冬キャンプの寒さは0℃に近い、もしくはそれ以下になるとアルミシートや湯たんぽだけでは防寒対策は万全とはいえません。電源サイトを利用すると、電気カーペットや電気ストーブなどの暖房器具の選択肢が一気に増えるので検討してみることをおすすめします。電源サイトを使う場合は延長コードが必要なので準備しておきましょう。キャンプ場によっては延長コードをレンタルしてくれるところをありますが、ない場合は非常に困ります。事前準備もしくはしっかりと確認してください。
思い切って『ポータブル電源』購入
キャンプ人気が高まり、寒い時期でもキャンプ場が賑わうようになってきました。電源がある人気キャンプ場は冬でも混雑するというから驚きです。プライベート感をゆっくり味わいながら静かな冬キャンプを楽しみたいなら、ポータブル電源があると便利です。電源サイトの制約がなくなるので、フリーでキャンプ場を選ぶことができます。キャンプ歴5年になる我が家も、ついにポータブル電源を今年購入!電気カーペットで主に使用する予定です。
使用レビューは後日アップしたいと思います!
冬キャンプの心得!防寒対策の注意点&マナー
ストーブは就寝時はOFF
暖房機器は火災の原因になります。石油ストーブや薪ストーブは一酸化炭素中毒のリスクも…。一酸化炭素チェッカーを使用しているからと過信せずに、こまめな換気を怠ることのないようにしてください。そして就寝時はストーブを完全に消して安全な環境を整えましょう。低体温症にならないよう、シュラフなどの寝具でしっかり防寒対策をしてくださいね。
就寝時も子どものチェックが大切
ファミリーキャンプでは、寒さに関係なく子どもは外に出たいばっかり。就寝時だって寝相の悪さや温かくなってきたらといってシュラフから出ることはできても、自分からシュラフに戻ってくることはありません。子どもは一度寝たら朝までグッスリが基本なので、冬キャンプでは大人は気になってしょうがない子どもの布団チェック。汗をかいていたらシュラフから腕だけ出してあげたり、程度によっては汗によって風邪を引いてしまうので着替えが必要です。顔がすごく冷たくなっていないか、唇の色も要チェックしてあげてくださいね。
車のエンジンをかけっぱなしにしない
つい寒くてエンジンをかけた車の中に避難するということが頭をよぎるかもしれません。これはキャンプのマナー違反です。大自然の中で車のエンジン音を聞きたい人は誰もいませんよね。夜になると特に長時間のアイドリングは気になるものです。トラブルになりかねないので絶対にやめましょう。
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